イタリアの鉄道を20年間で乗りつくしたスタッフがご案内!イタリアの鉄道情報・乗車券料金やイタリア鉄道旅行のヒントを多数掲載しています

イタリア国鉄予約・乗車券&鉄道旅行ガイド

イタリア国鉄・トレニタリアのロゴ

イタリアを旅するのに欠かせない列車での移動。イタリアでは国鉄にあたる「フェッロヴィーエ・デッロ・スタート Ferrovie dello Stato(通称FS)」が運営する「トレニタリア(Trenitalia)」が全土16,000キロを超える営業区間を持っています。もともとはFSが運行から駅舎管理などを一体化して行っていましたが、2001年に民営・分社化され現在のような形態となっています(旅行中に意識することはあまりないかもしれませんが...)。 日本と同じように細長い国土に散らばる都市を結ぶ必要性から、早くから高速鉄道の建設も進んでいたのも特徴です。1930年代には電車による都市間特急が運行され、ETRと呼ばれる高速機関車が続々と開発されました。 一昔前まではよく遅れたり運休したりということも多くありましたが、ここ数年で飛躍的に状況が改善され、インターシティ以上の高速列車では不測の事態が無い限りはかなり正確に運行されるようになりました。トレニタリア以外の路線では私鉄も多く運営されていて、有名どころではミラノ・マルペンサ空港と市内を結ぶノルド線や、プーリア州のスッドエスト線、カンパーニア州のヴェスヴィオ周遊鉄道などがあります。

イタリア旅行専門ブオナツアーズでは、トレニタリアの全区間での列車の予約(座席指定)と乗車券の手配が可能です。

イタリア国鉄・都市間料金表

ES (Eurostar Italia:エウロスター・イタリア)など、高速・優等列車利用の座席指定+乗車券

エウロスター・アルタヴェロチタ

イタリアの都市間を運行する高速列車・優等列車は基本的に事前予約(座席指定)が必要です。予約なしで乗車すると席がないばかりか、罰金の徴収対象となってしまうので注意が必要です。また、連休やバカンス時期になるとかなりの混雑となり、前日でも当日でも駅の切符売場や自動販売機が大混雑することがよくあります。
貴重なイタリア旅行の時間を無駄にしないためにも、ご出発前に手配されることをオススメいたします。

発着駅ミラノヴェネツィアジェノヴァトリノフィレンツェローマナポリ
ミラノ*****7,800
6,200
6,400
5,500
5,600
4,500
11,100
9,100
16,800
14,100
18,900
15,300
ヴェネツィア7,800
6,200
*****10,800
8,500
16,800
13,500
9,600
7,700
14,700
11,900
22,000
17,900
ジェノヴァ6,400
5,500
10,800
8,500
*****4,900
4,200
7,000
5,700
9,000
7,200
17,900
13,700
トリノ5,600
4,500
16,800
13,500
4,900
4,200
*****13,300
11,100
17,400
14,600
24,700
20,600
フィレンツェ11,100
9,100
9,600
7,700
7,000
5,700
13,300
11,100
*****10,000
8,000
15,000
11,600
ローマ16,800
14,100
14,700
11,900
9,000
7,200
17,400
14,600
10,000
8,000
*****9,300
8,000
ナポリ18,900
15,300
22,000
17,900
17,900
13,700
24,700
20,600
15,000
11,600
9,300
8,000
*****
上段:1等大人料金 下段:2等大人料金
4歳以上〜12歳以下は子供料金が適用となり、大人料金の50%割引となります。
上記の料金はその該当区間でESの全タイプ(Frecciarossa/Frecciargento/無印)及び、フレッチャビアンカ(FRECCIABIANCA)を利用する場合の座席指定+乗車券の包括料金です。IC(InterCity)、EC(EuroCity)などを利用する場合は割引となります。
※乗換ごとに列車種別を変更・指定する場合や、途中下車をする場合などは料金が異なりますのでご注意下さい。
※為替レートの急激な変動が発生した場合など予告なく上記料金を変更することがあります。予めご了承ください。
※座席指定なしで乗車できる種別(R・RVなど)を利用する場合や夜行列車(ICNなど)の場合、料金体系が異なります。
発着駅は列車によって異なりますが、基準駅は下記のとおりです
ミラノ:ミラノ中央駅及び都心部の各駅|ヴェネツィア:サンタルチア駅|ジェノヴァ:ピアッツァ・プリンチペ駅またはブリニョーレ駅|トリノ:ポルタヌオーヴァ駅またはポルタスーザ駅|フィレンツェ:サンタマリアノヴェッラ(SMN)駅またはカンポディマルテ駅|ローマ:ローマ・テルミニ駅、ティブルティーナ駅及び都心部の各駅|ナポリ:ナポリ中央駅またはガリバルディ駅
ご予約・空席照会・お問い合わせはこちらから

ES (Eurostar Italia:エウロスター・イタリア)

ヨーロッパ屈指の鉄道王国イタリアを、高速列車で旅しよう

エウロスター・アルタヴェロチタのロゴ

エウロスター・イタリア(ES Italia)は、イタリア国鉄トレニタリアが誇る高速列車の種別で、ETR500をはじめとする専用の機関車と客車を用いて、特に輸送需要の大きい路線を中心に運行されています。1996年頃にそれまでの「ペンドリーノ Pendolino」から改称され、正式名称となりました。その中でもアルタヴェロチタ(Alta Velocità)の名がついた列車はESシリーズの中でも最速です。最高速度は機関車や編成のシリーズによって異なりますが、ローマ〜フィレンツェ、ローマ〜ナポリ、ミラノ〜トリノ間などの高速新線区間(TAV)では最高速度300km/hでの営業運転を行なっています。
イタリア語読みでは「エウロスター」ですが、駅構内などの英語アナウンスでは「ユーロスター」となるので注意が必要です。また、ロンドン〜パリ北駅間などで運行している「ユーロスター」とは一時名称を巡って問題となりましたが、イタリア側が「ES Italia」を名乗ることで解決しています。

現在(2011年12月以降)、アルタヴェロチタ・フレッチャロッサ(Alta Velocità Frecciarossa)、アルタヴェロチタ・フレッチャアルジェント(Alta Velocità Frecciargento)、無印(愛称なし)の3種類が運行されています。
トリノ〜ミラノ〜ヴェネツィア間などで運行されていたエウロスター・シティ(ES City)は2011年12月のダイヤ改正でESシリーズからは外され、新たに設けられたフレッチャビアンカ(Frecciabianca)のカテゴリーで運行されることになりました。(もともと、フレッチャビアンカはESCityの愛称として使われていたものです)

各タイプともに、車内は1等(1+2配列)、2等(2+2配列)のオープンサロン構造で、すべての座席に220V対応のコンセントがあるのでPCや携帯電話の充電が可能です(人数分は無いので競争率は結構高めです)。荷物スペースは頭上の棚と入り口付近、座席の背もたれの間などにありますが、特に頭上は思いの外高さが無いので、大きなスーツケースは入り口付近の荷物置き場にしか置けないので注意が必要です。

アルタヴェロチタ・フレッチャロッサ(Alta Velocità Frecciarossa)

アルタヴェロチタ・フレッチャロッサ(Alta Velocità Frecciarossa)

最高速度300km/hを誇るETR500型列車で運用され、トリノ・ミラノなど北部から中部フィレンツェを経由して、南部のローマ、ナポリを繋ぐイタリアの大動脈ともいえる路線で運行されています。2009年に最大の懸案とされていたボローニャ〜フィレンツェ間の山地を縦断する高速新線が開通したことで、ミラノ中央駅〜ローマ・テルミニ駅間で史上最速の所要2時間59分を実現しました。
ちなみに、フレッチャロッサとは「赤い矢」の意。
(写真はETR500運用・アルタヴェロチタ・フレッチャロッサ)
主な運行区間と主な停車駅(系統別)
・ミラノ中央駅〜ローマ・テルミニ駅(途中停車なし)
・トリノ(ポルタヌオーヴァ駅・ポルタスーザ駅)〜ミラノ(中央駅・ポルタガリバルディ駅・ロゴレド駅)〜ボローニャ〜フィレンツェSMN駅〜ローマ(テルミニ駅・ティブルティーナ駅)〜ナポリ中央駅〜サレルノ
・ミラノ・マルペンサ空港駅〜ミラノ中央駅〜ボローニャ〜フィレンツェSMN駅〜ローマ・テルミニ駅〜ナポリ中央駅
・ミラノ中央駅〜ピアチェンツァ〜パルマ〜レッジョ・エミリア〜モデナ〜ボローニャ〜フィレンツェSMN駅〜ローマ・テルミニ駅
・ボローニャ〜フィレンツェSMN駅〜アレッツォ〜キウズィ・キアンチャーノテルメ〜オルヴィエート〜ローマ・テルミニ駅〜ナポリ中央駅

アルタヴェロチタ・フレッチャアルジェント(Alta Velocità Frecciarrgento)

アルタヴェロチタ・フレッチャアルジェント(Alta Velocità Frecciarrgento)

フレッチャアルジェントはフレッチャロッサを補完する形で、準幹線といえる路線で運行されています。ETR485、ETR600、ETR610の3タイプの列車が充当され(ETR610はETR600とほぼ同じですが、スイスへの乗り入れに対応した型)、最高速度は250km/hで運転されています。
フレッチャロッサに比べて運行路線が多く、旅行者がよく利用するものとしてはローマ・テルミニ駅〜フィレンツェSMN駅〜ボローニャ〜ヴェネツィア・サンタルチア駅間や、カゼルタ〜バーリ中央駅〜レッチェ〜ブリンディシ〜レッチェ間などがあります。
(写真はETR485運用・アルタヴェロチタ・フレッチャアルジェント)


無印のエウロスター・イタリア(ES Italia)

無印のエウロスター・イタリア(ES Italia)

アルタヴェロチタの運行前は最速(というよりもこの1種類のみ)だった種別で、現在はETR460が充当されています。最高速度は250km/hですが、現在投入されている路線では高速新線を走る区間がありません。
ローマ・テルミニ駅〜フォリーニョ〜リミニ〜ラヴェンナ、ローマ・テルミニ駅〜ナポリ中央駅〜サレルノ〜ヴィッラ・サンジョヴァンニ〜レッジョカラブリアといった割と渋めの路線のみで運行されているため、あまり乗車する機会は無いかもしれません。
(写真はETR465運用)


※上記情報は2011年12月11日に改正されたダイヤに基づいて作成したデータです。列車種別や名称、所要時間などは予告なく変更となる場合がありますのでご了承ください。

イタリア鉄道旅行・役に立つ!用語集

もう駅や車内で迷わない!これだけ押さえればイタリア鉄道旅行はカンペキ!

イタリア鉄道旅行の用語集

昔に比べればサービスも使いやすさも格段に向上したイタリアの鉄道ですが、主要都市以外の地方や私鉄では英語のアナウンスや表示がなく、なんとなくすら案内が分からないということもあったりします。そういう時のために、ブオナツアーズでは鉄道を利用する際にこれだけは押さえていれば大丈夫!という鉄道旅行の用語・フレーズ集をご用意しました。

イタリア語読み方日本語イタリア語読み方日本語
StazioneスタツィオーネBinarioビナーリオ番線
Trenoトレーノ列車・電車Bigliettoビリエット切符
Biglietteriaビリエッテリア切符売場Prenotazioneプレノタツィオーネ予約
Partenzaパルテンツァ出発Arrivoアッリーヴォ到着
Destinazioneデスティナツィオーネ行き先Settoreセットーレプラットホームのセクション
Prima Classeプリーマ・クラッセ1等車Seconda Classeセコンダ・クラッセ2等車
Carrozza Ristoranteカロッツァ・リストランテ食堂車Mini-Barミニバー車内販売
ToiletteトイレッテトイレPortaポルタ
Deposito Bagagliデポズィト・バガーリ一時荷物預かり所Sala Attesaサラ・アッテーザ待合所
Ritardoリタルド(列車の)遅れSottopassagioソットパッサージョ地下道
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